トマトペペロンとニラミンチ

文字のハードル

人にモノを伝える

これが最近の私の裏テーマである。なんせこれがうまくできない。ずっと苦手なのである。自分の言葉のチョイスや表情や笑うタイミング、頭を触る仕草、いろんなことが相まって、自分の印象が伝わる。誤解されてしまうことも多い、伝わらないことはもっと多い。

 今日一番伝えたいことは書き言葉が最も難しいということだ。これだけでは説明不足なのはわかっている。どう難しいのか。これがうまく表現できるかなぁ。私はまず歌うという表現を覚えた。小学生の時である。歌は気軽であった。車で流れているミスチルやコブクロ、ZARDを真似ていればいいだけだった。歌詞の意味なんて理解してやしない。なんとなくの単語を声に出していただけだった。もっというと、大きな声を出すのが気持ちよかっただけである。ほんとそれだけだった。次に覚えた表現は、声を出す、言葉を発すこと。これは歌うこととは別の要素が入る。それは人の考えた文章を読んでいた歌から、自分で考えた文章を瞬時に発すということになってしまう。基本的に考えられる時間は1秒もないと思う。間やテンポも大事だから。あえて間を取ることももちろんあるよ。でもそんなの最近になってから要約し始めたかな。そう!最近はポッドキャストをしているから余計思う。いつも話している親しい友達と話していても、噛み合いが悪くなったりすると、あれ、自分が調子悪いか、相方が調子悪いんかな、と思える。これはまた違う話かもね。それで最近、こうやって文字をタイプしていて思うのは、ボケられないし、間を取ることも読み手に委ねてしまうんやな、と思っている。行間や段落を調節すれば多少なりとも、間を空けられるかもしれないが、それはどうもぎこちなく思える。どうしてか。やはり相手に委ねる部分が多いんだと思う。あと、書き言葉って立体的な表現ができない気がする。私は、「この人の書く文章!読むだけで字が踊ってる!みたいな感動は覚えたことはない。どうしても平面的。ずっと左ジャブしか打ってこないボクサーのように、ストレート一本で試合に望むピッチャーのような。たとえとしてあっているかわからんけど。

 例えば、日常ですっごい焦げた5枚切りのトーストをいただけたとする。そのときに、目が死にながらニカッと笑って「おいしいなぁ!」といえばあなたはこの表情と目と言葉から何が伝えたかったのだろうか。対面で会えると、この例だと3つの伝えるファクターがある。文字だとリアルタイム感もないかもね。なんかよくわからん文章を読んでる感じがある。

 まぁまぁ、書き言葉は私にとってまだまだ上手く行かないものであるということです。最近、目を見張った表現は「冷蔵庫の中でこおりかけた愛を、温め直したいのに。」である。


それでは今日の一曲聞いてください。竹内まりやで『家に帰ろう』

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