トマトペペロン

吐き出すと落ち着く

インプットとアウトプット

 昔読んだ本にインプットばかりを促す現代教育を享受した小学生・中学生・高校生はグライダー人間になるという。このグライダーというのは彼なりの比喩であって、いわば、人の手助け(風)がないと空を飛べないということが言いたいのだ。高校生まではこのグライダー人間であること、になることを求められてしまうため、無自覚的に、無意識的に優秀なグライダーになることが良しと、高校生まではそう刷り込みをされていたのだと思う。グライダーであることを測る試験、それで好成績が取れれば喜ぶ大人、基本的なものさしはそれだけ。ただ大学生からはグライダーであることは求められず、飛行機であることを求められるという。エンジンを積んで、自力で空を飛べ、がいいたいらしい。御茶ノ水大学の教育者、外山滋比古さんはそういった。

 果たして大学を出た私は一瞬でも飛行機になれたのだろうか。飛行機型の人間とはなんだろうか、自力で飛ぶとは?自立するということであろうか?よくわからないが、自分で考えて生きていくということなのだろうか。グライダー人間は思考停止している、気がする。思考停止というのは楽である側面はあるのだが、一度誤った走路を走ってしまうと、取り返しがつかなくなるので怖い。全自動、オートというのは楽だけど、ひとたび壊れてしまえば、再現できなくなる危険性がある。

 自分で考えて生きる、ということをし始めると、どうなるのか。考えるという作業にはデータセットが必要であると思う。ここらへん理系っぽい思考なのかもしれないが。論じるに値するもの(データ)がなければ、考えられへんやん。そこで、データを取得できているかがまず、ハードルになる。例えばお金のことを考えるとわかりやすいけど、将来に向けて経済的に安定した生活を送りたいと目的を定めたとする。ただ、ここで、自分に入ってくる収入、出費を知っていなければ、どれだけ貯蓄or投資に回せばいいかわからなくなる。このとき、データに値するのは、家計簿。そのデータが有れば、比較することができる。4月23日の出費は3803円、4月24日の出費は1320円、、

こういうなんになるんだ?と思ってしまうような個々の数値も蓄積できれば、
大小の比較、比の比較ができるようになってくる。

2月の支出は55786円

3月の支出は141930円

4月の支出は90924円

大小比較をするだけでも将来安定的な生活を送る参考になる。この中から、食費は何割?だとかを見始めたのがエンゲルという人なのだろう。

タイピングは進むんだけど、何が言いたかったのか、忘れてきたのでもとに戻ることにする。飛行機型になろうとすると、大なり小なりアウトプットが必要になってくると思うのだ。この例で言えば家計簿。人に見せるわけではないけど、自分自身しか見ないけど、これもアウトプット。飛行機型になる一つの産物がアウトプットだとも考えられそう。そういうふうに考えたとき、私は飛行機型になれたことがあるのだろうか、という問いに対しては、家計簿はつけているのでデータは収集しているが、それを振り返って、どうのこうのするということまではしていない。漠然とお金に困らない生活がしたいな、将来、好きな人と結婚するだとか、こどもを育てたいだとか、選択肢を広げる意味で、お金を持っていたいと思うが、具体的な数字がどうもつかめていない。いろんな人間が割り出す値は出てくるが、それはよくわからない。そういう意味では、まだまだ飛行機とは言えない見てくれであると思った。飛行機になるのはむずかしいんだな。

とりあえず、前回の記事で言い放っていたトマトペペロンチーノを。

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